「チョコ・コーラソース?」

2017.07.16 Sunday

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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    この連休でようやく「厨房で逢いましょう」という映画を観ました。評判が良く、また美味しいものに目がないので…タイトルに惹かれました。

    (以下、ネタバレがありますので、本編を観たい方はご注意ください)

     

    簡単にまとめると、南ドイツで自宅レストランを営む人付き合いの悪い孤高の天才シェフが、彼の料理を愛してやまない天真爛漫な人妻に恋をする、というストーリー。

     

    原題:Eden(エデン)

    製作年2006年、ドイツ・スイス合作

    上映時間98分の小作品です。

     

    プロローグが、シャク、シャク、シャク…という音で始まります。

    キャベツを切っているのか、それにしては少し遅いと思っていると、それは鴨の羽根をむしっている音。こんな音がするのですね…後でわかりますが、彼の料理は300ユーロ(約39,000円)する高級料理。

     

    従って食材も幅広く、鹿を吊るして皮をはぐシーンも。田園風景の広がる南ドイツではかなりのお値段で、お客様が高齢の高所得者層ばかりだったことも頷けます。

     

    しかし、そのお客様たちの食事を終えた後の恍惚とした表情。

    美味しさに戸惑い、ほほ笑み、首を振り、隣の席の人と目くばせし…ある人はほくそ笑み、料理の残り香を楽しみ、ブラボーと叫んで、まるでコンサートで一流の演奏を聞き終えた後のようにスタンディングオーディエンスと化すのです。

     

    こんな料理があるなら、僕も本当に食べてみたい!このお客様たちが繰り返す賞賛の表情のシーン、圧巻でした。ソースの一滴まで残してなるものかと、お皿を舐めるのですから。

     

    さてエデンという人妻は、グレゴアというこの天才シェフと、ご主人の経営するレストランで出逢います。子供の誕生日に、グレゴアからもらったプラリネ。

     

    その美味しさに驚き、「あのプラリネを食べながらあなたに抱かれたら快感も倍になると思うの、手に入れたい」と眠る夫に囁いた後、雨の中、自転車を飛ばして、彼のレストランの厨房に押し入ります。この天真爛漫で美しいエデンは、有名なシェフと知っていながらズカズカと厨房にはいっていき、彼のお皿どころか鍋の中まで食べつくします。

     

    グレゴアは137キロの巨漢、太って髪も薄く、とても魅力的とは言えず、自身もそれが分かっていていつも人と距離を置いてきました。しかし一旦食材が彼の手に掛かると、ありとあらゆる人が正気でいられなくなる料理を生み出す天才。彼の料理は…官能料理、エロチック・キュイジーヌと呼ばれます。エデンはそれから週に一回、彼の厨房を訪れるようになるのです。

     

     

    そして、特に注目したかったのはプラリネもそうですが、エデンと娘に食べさせる料理に掛かっていた「チョコ・コーラソース」

    実はこれが、実在するソースではないそうなのですが、監督がどうしても取り入れたかったのだそうです。

     

    下記はeHills Clubさんより抜粋~

     

    美しい料理を手がけたのは、ドイツの5つ星ホテル「エルププリンツ」で料理長を務めるフランク・エーラー。ヨーロッパではミシュランと同等(もしくはそれ以上)に信頼されているレストランガイド『ゴー・ミヨ』にて、「最もクリエイティブな料理人として五指に入る」と絶賛されたエーラーの料理が、本作の重要なキーワード“エロティック・キュイジーヌ”として大いなる説得力を醸している。ちなみにグレゴア特製チョコ・コーラ・ソースはまったくのフィクション。これについてエーラーはまったくふざけた代物、と怒りつつも「それならいっそレシピを教えてくれ!」と冗談をいっていたそう。

     

    なるほど、残念。そういうことなら、うちのシェフにサラダや肉料理にかけて美味しいチョコ・コーラソース、考案してもらいたいところです!

     

    厨房で逢いましょう予告編:

    https://youtu.be/HwLkxDHV-q4

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